■ 大宮まで、マラニックの予行練習2010/09/26 23:59

                    Diary 2010年 9月26日 日曜日 [充実/晴れ]
                                             Project G16-10


 9月23日に古い仲間と話している時に、究極のおいしいビールを飲む方法を話した。長い距離をランニングしたその後のビールは、のどごし最高で絶対にうまいに違いない。長い距離をどうするか?ゆっくり止まりながらのランニングになるだろうから“マラニック”をすることになる。
 今日は天気がいい。秋の快晴だ。自宅や職場から走り始めて都内まで走る計画なのだが、思いついたからとすぐに実行できるカラダではない。今日は、予行練習をすることにした。大宮までの大きな本屋までの往復をリュックを背負ってゆっくり走る事にした。

 マラニックとは、マラソンとピクニックを組み合わせた造語だ。ピクニック感覚で長い距離を長い時間をかけて走ろうというものだ。
 9月23日に思いついた構想は、自宅や職場から走り始めて都内まで走るというものだ。そして、下町のお気に入りの居酒屋でおいしい魚をつつきながら、ジョッキの生ビールを飲むのだ。
 想定している居酒屋までは、40kmはないと思う。40kmも走るのだ。走りきれなかった時はどうするのか?北千住(千住新橋)まで我慢して走ることにする。そうすれば、地下鉄があり、あとはどうにでもなる。ゆっくりちんたら走り通す。
 居酒屋の近所の銭湯をゴールとして、ゆっくり汗を流す。十分にカラダをほぐして居酒屋へ向かう。居酒屋ではジョッキのビールを注文して、グビグビと飲む。乾いたカラダは、大喜びするはずだ。きっとのどごしは最高なはずだ。空腹な胃にビールが注ぎ込まれる。小ジョッキならまるまる、大ジョッキなら半分を一気に注ぎ込むのだ。とりあえず、げっぷと胃の中の炭酸を吐き出し、大きく深呼吸をする。胃腸はすぐにビールを吸収するだろう。そして、ビールはLSDで使い込んだ毛細血管を駆け巡るのだ。僕のカラダはすぐに真っ赤になるはずだ。
 つまみは、おいしい魚がいいな。きっと、すぐに幸せ気分になれるはずだ。実に楽しみなトレーニングだと思いませんか?最高のビールを飲むための最高のトレーニングというべきだろう。

 構想はできあがったものの、今の自分には脚ができあがっていないので、無理だ。だから今日は、マラニックの予行練習なのだ。予行練習なのだから、ビールはなしだ。
 大宮のロフトの7,8階にジュンク堂書店という大きな本屋が入っている。北大宮の書楽とともに信頼できる本屋だ。僕の自宅は、大宮でも外れの方にあり、ロフトまでは7km程度だ。
 できるだけPaceを上げないように注意しながら走った。すでに秋になっているのだが、Tシャツで十分だ。気温は、25℃であった。ゆっくり走ったが、昨日のランニングのため、あちこちが筋肉痛になっている。
 大宮ロフトまでの往復には、大きな公園が2つあり、緑が多い。キモチがよかった。

 問題は帰りだ。購入した2冊の本が重いのだ。そして、リュックが邪魔なのだ。さらに、買い物の時に歩いたので、脚が固まってしまっていて上がらないのだ。カラダも冷えてしまった。ずっと走っているのなら問題なく走れるだろう。これはまずい。マラニックの時の課題となると思う。
 ロフトから、氷川神社の参道を走り、大宮公園を縦断し、東武野田線の大宮公園駅へ。盆栽町を鉄道沿いに走り、見沼田用水西堀へ。ここから北上だ。風車の公園、グリーンセンターを通る用水沿いを走る。整備されているので、走るには最適だ。今度は東へ走る。大砂土中学校の裏手を走り、尾山台団地を横断し、島町へ入る。昔ながらの細い道を迷路のように走り抜ければ、僕の住む街だ。
 片道50分のゆっくりしたランニングとなった。


***** このコンテンツは、9月26日(日)のTraining Diary をもとに、10月7日(木)にまとめ、更新した。 *****