● 天使と悪魔の格闘:たばこを続けるのか?やめるのか?2010/09/01 23:59

                    Diary 2010年 9月 1日 水曜日 [まあまあ/晴れ]
                                             Project G15-02

 ぼちぼち、タバコをやめてしまってもいいんじゃないだろうか?

 昨夜は、ぐっすり眠ることができたが、喉の状態は悪い。肺へ空気を送り、食べ物を胃へと送る境のところが不調で、朝食を食べると詰まってしまう。飲み物でさえもむせる状況なのだ。
 蕁麻疹もいつまでたっても治まらない。また、顔がふくれてきていて荒れ始めた。

 皮膚科の医者はいうのだ。“あなたが頑張って、何かが変わるんですか?もっとキモチを楽にしてストレスをなくさないと蕁麻疹は治りません。”って。“何を~!!”って思う反面、“そうだよな~”とも思う。

 今、自分自身が問題なのは、仕事のストレスとタバコしか思いつかないのだ。仕事のストレスはなくなりつつあることは事実だ。仕事の仕方を大幅に変え、トラブルなく動いている。さらにトレーニングは、順調にできている。仕事が終わった後は、プライベイトの時間がしっかりキープできている。そして、実2時間のトレーニングが必ずできるようになった。そのことが、仕事に影響することもない。つまり、今までのプロジェクトは成功しているのだ。

 今、自分の頭の中では、天使と悪魔が闘っている。

 悪魔の主張は、“タバコなんかやめてしまえ!”だ。悪魔の主張?、そう、悪魔の主張だ。今までの努力により、自分は次のステージに立てるのだし、新しい自分が作れるので意欲的なのだ。その一方で、天使は、“タバコをやめるな!”と否定的な意見をいう。

 この理由は、僕にとって、タバコは暴走を止めるリミッターなのだ。
 車をイメージしてほしい。車はアクセルを踏むとスピードが上がるように作られている。しかし、スピードが出すぎて暴走しないように“リミッター”という装置が働き、アクセルを踏み続けても、あるスピード以上でないような機構になっている。高速道路でスピードを出しすぎると体感できることだ。
 この機能と同様なことを僕のカラダの中で、タバコがやってくれているのだ。

 天使は、僕が暴走することを心配しているのだ。僕の中の天使は、非常に真面目な奴で、良心的で心配性だ。そのために保守的なのだ。なんといっても、天使は僕の暴走に泣かされてきた。
 “タバコは体に悪い。”そんなことは、天使も知っている。それでも、タバコを吸うことを天使が容認しているのは、リミッターの解除をしたくないからに他ならない。

 一方、僕の中の悪魔は、脳天気な奴だ。新しいことが大好き。冒険的で、楽しさを望む。走るときはとことん走る。一度走り出したら、振り返るのは稀だ。

 今の僕は、天使と悪魔がバランスよく機能してくれることを願っている。悪魔を支持することよって、暴走されるのは困る。かといって、天使を支持してつまらない人生を送るというのはどうしたものかと思うのだ。そう、望むことは、“バランス”なのだ。

 悪魔は、ここのところひっきりなしに天使を口説いている。天使がもうすぐ陥落するところまで来ているのだ。が、天使も頑固だ。
 この争いは、もうすぐ決着を迎えようとしている。


***** このコンテンツは、9月 3日(金)にまとめ、更新した。 *****

□ Project G16 第2週目:12kmのランニングをスタート2010/09/03 23:07

                     Diary 2010年 9月 3日 金曜日 [まあまあ/晴れ]
                                             Project G16-03

 新しいプロジェクトProject G16 をスタートさせて2週間だ。この2週間目の状況を報告しよう。

 このプロジェクトの状況報告は、金曜日に行うのがいいと思っている。毎週報告することになると思うのだが、土曜日がスタートで、木曜日まで。金曜日はトレーニングをオフにするのでこの機会に、1週間を振り返ろうというのだ。
 このコンテンツは、8月28日(土)から9月 3日(金)までのTraining Diary の要約だ。

 8月28日(土)
 夜、寝ているときのものすごく咳が出て、止まらなくなった。喉が壊れてしまった。早速、内科医院へ行き、薬を処方してもらった。
 午後から、Project G14 のためのファイルを購入しにオフィスベンダーへ行く。東川口、せんげん台経由で、BOOKOFFを3軒回る。たくさんの収穫に満足。
 トレーニングはOFF。

 8月29日(日)
 Courirの解体・整理を行う。(blog にて報告済み)
Project G16の構想をまとめる。(blog にて報告済み)
 トレーニングはOFF。

 8月30日(月) 145min [晴れ、まあまあ]

   A. Running 12km 80min
   B. Swimming 1.5km 65min

 ぼちぼち喉の方もおとなしくなってきたので、トレーニングをスタートさせることにした。ランニングについて、昨日いろいろ考えてしまったので、どうしても走りたくなってしまい、12kmを走る事にした。スピードは我慢し、LSD 90minの気分で走ることにした。
 Polar の結果を見てみると、1ステージを18分台で走っていていい感じだ。ペースは、平均で6:35min/kmと思った通りの走りとなった。さすがに、2周目に入るときに継続するかどうかについて迷ったが、「走れないようなら歩けばいい、LSDなのだから、動いている時間が大事なのだ」と思い強行した。
 スイミングはランニングをしたのできつい。1時間ほど粘ったが、1.5kmがいいところだ。前半に基本メニューが多く、メニューを工夫しないと後半戦のメニューがこなせない。後半戦のメニューは2時間のトレーニング時間を超えているのだ。

 8月31日(火) 110min [晴れ、まあまあ]

   A. Running 12km 80min
   B. Swimming 1.1km 30min

 トレーニングスタート時間が、1時間遅れてしまった。昨日12kmを走れたのだから、今日も12km。スピードももう少し上げたかった。心配事も多いのだが、走り通してしまった。スピードもアップしていたので気持ちがいい。気温は、走り始めが33℃、終わりが、31℃だ。ペースは平均で、6:18km/min、心拍は、平均で135bpm。
 スイミングは、30分しかできなかった。

 9月 1日(水) 120min [晴れ、まあまあ]

   A. Weight 30min
   B. Swimming Masters School 90min

 昨日の夜は、咳き込んで全くというっていいほど眠れなかった。こんなにも辛いのか?変な夢まで見るし最悪だ。ということで、午前中は仕事が多いのに最悪な時を過ごした。
 午後から、カラダが回復してきた。とりあえず、フィットネス・クラブにいき、軽いウエイトを行った。今月いっぱいでフィットネス・クラブをストップするとしたら、どういうトレーニングが可能かを検討した。フィットネス・クラブ以外で、今のパワーを維持するのは大変な事がわかった。
 今日はスイミングスクールの日だ。喉の調子が悪かったのを気遣い、無理をしないで流すつもりで取り組んだ。なるべくゆっくり、フォームチェックをするように。

 9月 2日(木) 130min [晴れ、まあまあ]

   A. Running 12km 80min
   B. Swimming 1.2km 50min

 今日の朝は、食事がうまく喉を通らなかった。今日で3日目ぐらいだが、いままでで、一番よくなかったのではないだろうか?今日もおとなしくしなくては。
 午後から、カラダが回復してきた。今日のランニングは調子がよかった。左足足底は、一時痛くなったが、すぐに引いてくれた。調子がよく、スピードも心拍もどんどん上がってしまう。3ステージまで押さえたが、4ステージは、カラダに身を預けた。4ステージは、平均5:41min/kmの快走だった。   
 ペースは平均で、6:07min/km、心拍は平均で、143bpm。走る事がキモチいいということを久しぶりに感じた。
 スイミングも調子がいい。さすがに、Bt Swim後はパワーがなくなっていたけど。カラダが起きているように感じた。

======================

 ランニングは、12kmを気持ちよく走れる状況になってきた。もうしばらくかかるかと思っていたが、以外に早く、昨シーズンの状態まで持って行けそうだ。
 よくよく考えてみると、GWから先月までは、いい状態のトレーニングを続けてきていたのだ。ただランニングはしていなかったけど。カラダの状況も変わったし、パワーもアップしているのだ。あと、走り込んでいけば、昨シーズン以上のパワーが実現できるはずなのだ。

 夜になると咳き込む今の状況だけは、どうにかしないといけないようだ。また明日、通院して対策を練ろうと思う。

□ Project G16 第3週目:9月 4日~9月10日2010/09/10 23:59

                    Diary 2010年 9月10日 金曜日 [まあまあ/晴れ]
                                             Project G16-04


 う~ん、調子が悪い。8月27日夜に始まった咳が未だ続いている。新しいプロジェクトProject G16 をスタートさせて3週間だが、納得できるような状態ではない。

 9月 4日(土) 0min 
 
 トレーニングはOFF。
 午前中に、内科医院へいく。咳が続いているのが辛い。


 9月 5日(日) 80min 
 
   A. Swimming 2km 80min

 咳がまだ続いている。いい状態ではないのだが、泳いでみることにした。問題なく泳いだ。
 タバコは5本、吸っただけだ。


 9月 6日(月) 0min 

 トレーニングはOFF。
 仕事が終わった時点で、力尽きていた。なのに、追加の仕事がやってきた。
 相変わらず、喉の具合がよくならない。金、土曜日とトレーニングをOFFにしたにもかかわらず、よくならない。しかし、昨日の夜のうがい薬での殺菌は効いているようだ。
 タバコは、仕事のせいで、復活してしまった。
 新しいプロジェクトを考えてやろうとすると必ずといっていいほど、何かが起こって邪魔をする。納得できない。


 9月 7日(火) 65min [晴れ]

   A. Swimming 1.8km 65min

 喉の痛みは、未だ続いている。トレーニングの状況は最悪に近い。9月に入って確かに忙しい。時間はどうにかできるが、カラダのトラブルはどうにもできない。ストレスだ!
 カラダを動かしたい。どうしょうもなくて、スイミングをした。


 9月 8日(水) 90min [雨!!]

   A. Swimming Masters School 90min

 やっと秋だ。秋がやってきた。台風9号が通過するに伴う雨が降ったのだ。ぐっと、気温が下がった。台風が秋を連れてきた。
 喉の咳は未だ治らない。蕁麻疹もだ。
 今日は、仕事が早く終わったのだが、スイミング・スクールのみとした。50m14本(1:10サイクル)は、さすがに疲れた。あまり飛ばすわけにはいかないし、ある程度のスピードで泳がないと疲れるだけだし。体調が完璧でないのは、本当に辛い。ポジティブにいきたいのにできないのは、本当に辛い。

 9月 9日(木) 55min 

   A. Swimming 1.2km 55min

 涼しくなったおかげで、睡眠中のクーラーが止まった。喉の状態が少しよくなった。荒れたところも徐々に上の方へ移動しているようだ。鼻水、くしゃみまででて、風邪っぽくなった。
 無理はいけないと思い、スイミングだけにした。キモチが乗らないのか、トレーニングに飽きているのか、頑張ってとか、気合いを入れてとか思えなくなった。


 9月10日(金) 0min 
 
 トレーニングはOFF。
 クーラーを効かせて寝ていないためか、喉の状況が昨日から変わりつつある。が、仕事で大きな声を出さなくなってしまい、声がハスキーになってしまった。今度は、喉が壊れた。喉が荒れた状態は続いているのだが、咳が治まったのだ。
 湯楽の里でゆっくりくつろいだ。



***** このコンテンツは、9月 4日(土)から9月10日(金)までのTraining Diary をもとに、9月19日(日)にまとめ、更新した。 *****

■ フィットネス・クラブを辞める2010/09/11 23:59

                    Diary 2010年 9月11日 土曜日 [だめ/晴れ]
                                             Project G16-05


 Project G16は、喉の調子が悪く咳が止まらないことから、休止状態になる。こういうときに、いろいろと作戦を練るべきだ。Project G16のターゲットは、ランニングだ。いかに成功させるかを考えている中で、フィットネス・クラブへ通うことが意味のないことに思えてきて、辞めることにした。
 そして、今日、退会の手続きをしてきた。
 その理由をまとめてみた。

1. ランニングのメニューにフィットネス・クラブがあわない。

 ランニングで今年もマラソン大会に出場したいと考えている。そのためのProject G16が動きだした。6月9日(水)の報告のように、勤務時間後、ランニングをして、その後にフィットネス・クラブに入り、トレーニングできる時間は、1時間だ。ここでの、トレーニング内容はウエイト60minかスイミング60minとなる。さらに、フィットネス・クラブでは、カラダをほぐすためのジャグジーや温泉などの施設が利用できる。利用時間は、30minだ。
 このように、ランニングのあとに、フィットネス・クラブが利用できることは、超・理想的な状態であって、ランニングでトラブったり、仕事の都合で開始時間が遅れると、実現できなくなってしまうのだ。ここ数ヶ月、検討をしてきたが、うまくいかない可能性の方が非常に高い。

2. ランニングをメインとすると、フィットネス・クラブのトレーニングは、サブ・メニューだ。

 2つのトレーニングを実施することを考えたとき、ランニングのメニューを充実させるほど、フィットネス・クラブでのトレーニングが、しょぼくなってしまう。
 Project G12の後半のように、スイミングをメイン・メニューとして、ウエイトをサブ・メニューとしたフィットネス・クラブでのトレーニングは、とても効果があった。フィットネス・クラブの存在が生きているように感じた。
 ランニングを中心とした場合、そのフィールドは、2カ所になってしまう。そして、フィットネス・クラブで行うことは、サブ・メニューだ。サブ・メニューのためにフィットネス・クラブの会費を払うのは、もったいない気がするのだ。(僕が金持ちなら、こんなことは考えなかったに違いない。)

3. ウエイト・トレーニングは、TR Roomにて。

 ウエイト・トレーニングは、ランニングの後より、先に行った方が効果的だ。
 ウエイト・トレーニングのやり方がわかった今、再度、TR Roomでのトレーニングを復活させるべきだと考えた。当然、フィットネス・クラブのようにマシーンを使えるわけではない。ダンベルや自重のトレーニングがメインになるだろう。だから、効果は期待できないのだ。
 スイミングの場合は、上半身に大きな筋肉が必要であると思うが、ランニングであれば、スイミングほどではないと考えている。

4. フィットネス・クラブに入会していること自体、“しばり”である。

 一見、便利そうに感じるフィットネス・クラブは、「決まった場所で行う」という“しばり”がある。
 事実、僕は、Project G12のために、土日であっても通い続けた。
 ところが、ランニングを行う場所は、どこでもよく、フリーなのだ。職場の近所でも、自宅の近所でも、また、気分を変えて“どこか”でもいいのだ。

5. フィットネス・クラブの会費を、トレーニングの他のことに使う。

 フィットネス・クラブの会費は、場所代だ。ランニングをする場合、場所代は、普通、タダだ。
 この費用を、グッズの購入に当てた方が楽しみだし、有効的だ。もし、タバコをやめることができれば、さらに費用が浮いてくる。
 自分のお金は、決まった行き先に消えるのではなく、自分がいつでも使いたい時に使うことができる方が、気分がいい。

6. ランニングをすると、フィットネス・クラブの1日あたりの単価が上がる。

 フィットネス・クラブの会費は、10,500円だ。月21日利用したとすると、1日500円だ。月に21日も利用できるのか?僕の場合は可能だ。
 が、ランニングをすることによって、フィットネス・クラブの利用回数が減る方向になる。つまり、ランニングを充実させるほど、フィットネス・クラブの1日あたりの費用が増加するのだ。ちなみ、月10日利用すると、一日あたりの費用は、約1,000円になる。

7. フィットネス・クラブの癒しの機能を「スーパー銭湯」へ。

 フィットネス・クラブには、温泉やジャグジーなどの施設がある。これらの施設は、カラダの回復にものすごい効果を発揮してくれた。
 おやじである自分は、今後も、これらの施設を必要とするだろう。そこで、フィットネス・クラブから、スーパー銭湯へ場所を移すのだ。幸いにも、本当の温泉である「湯楽の里」という施設が近所にあるのだ。この施設の効果は、フィットネス・クラブ以上なのだ。さらに、回数券を買えば、1回500円程度の料金で、利用できてしまうのだ。

8. スイミング・トレーニングの中止。

 フィットネス・クラブを有効に利用するには、スイミングとウエイト・トレーニングを同時に行うことで実現できることがわかった。時間的にも効率的だし、低価格でお得感がある。
 今回、フィットネス・クラブを辞めるということは、スイミングができないことになる。
 いままで、ランニングとスイミングを両立させたいと思ってトレーニングをやってきたが、実は限界が来ている。同時にやることは、パワー的に、時間的に不可能なのだ。それぞれのトレーニングが充実してきたからだと思う。
 そこで、今はランニングがものすごくしたいので、スイミングをいったんストップさせることにする。ここ数ヶ月、スイミングを熱心にやってきた。夏のシーズンはやっぱりスイミングだと思う。これからは、ランニングのシーズンにする。また、スイミングを頑張りたいと思ったら、フィットネス・クラブに入会すればいいのだ。


 以上、いろいろ考えた理由を書き上げたが、今の正直な意見だ。

フィットネス・クラブを辞めるということは、僕にとっては、トレーニングを始めた原点にもどるということでもあるのだ。



***** このコンテンツは、9月11日(土)にまとめ、更新した。 *****

■ 雨の中のランニングを考える2010/09/15 23:59

                    Diary 2010年 9月15日 水曜日 [まずまず/晴れ]
                                             Project G16-06

 9月いっぱいでフィットネス・クラブを退会することにした。もうその手続きも終わっている。10月からは、ランニングを中心にトレーニングを構成し、今シーズンの春には、サブ4という記録を出そうというプロジェクトをスタートさせた。
 フィットネス・クラブは辞めなくてもいいんじゃないか?と何度も考えたが、その結論については、9月11日に報告済みだ。また、お金に関して新しいプロジェクトを立ち上げるつもり(今、検討中)でもある。
 今回のプロジェクトを進める中で、フィットネス・クラブを辞めてしまうことによる問題が、いくつかある。
 その一つが、雨の日のトレーニングだ。さらに、雨が降ってもランニングをするのか?という課題がある。この課題の結論は、“雨が降っても走る!”とした。

 トレーニングは、天候に左右される。それをカバーしてくれるのが、フィットネス・クラブであった。原理は簡単だ。フィットネス・クラブは屋内だ。フィットネス・クラブでは、トレッド・ミルという装置まであって、走る事もできる。
 Project G12が成功したのは、ランニングを辞め、スイミングとウエイト・トレーニングを中心にメニューを構成したからだ。真夏の暑い中、クーラーの冷房のある中でトレーニングをしたわけだから、継続できたのだと思っている。

 ところで、一般のランナーは、雨の中を走る事をどう考えているのだろうか?早速、師匠であるcourirの記事を探したところ、以下の2本の記事があった。

a1. courir編集部 構成:<ランナーのための梅雨対策>雨の日は走る!走らない? 雨が降ったらどうする : courir(ベースボール・マガジン社) 2005年 6月号 p.40-45

a2. courir編集部 構成:雨の日みんなどうしてる? 走るか。走らないか、濡れるか、濡れないか、それが問題だ : courir(ベースボール・マガジン社) 2007年 8月号 p.64-65


 a1.の記事では、上段に、走る派の主張、下段に、走らない派の主張という具合で、それぞれの考えがうまくまとめてある。両者の主張を読んで思うことは、両者とももっともなことを主張してあり、うなずけるものであった。
 a2.の記事は、雨の日、走る事が前提で、“雨の日のランニング プチアドバイス”として、11項目の工夫が記されている。

 今後のトレーニングでは、雨の日でも走ることにしたのは、正に、a1の記事の走る派の主張に賛同でしたからだ。引用しよう。

   走る派の主張
   どうして走らないのか、その理由がわかりません。
   雨の日でもレースがあるのだから、トレーニングを休む必要はない。

という見出しが、今後の僕の主張となる。
 記事のポイントをまとめると、次のようになる。

1. オールシーズンのランニングは、豪雪や台風で大会が中止になることがあっても、雨で中止になることはない。

このことを前提に、

2. せっかく何ヶ月もかけて狙いを定めて来たレースが大雨だったとき、それによって自分の力を出し切れずに終わってしまうのは問題だ。ならば、トレーニングを中止する必要はない。
3. 大会のコンディションをトレーニングも必要である。雨の日は雨の日のためのトレーニングをするのだ。
4. 雨の日のたびに休んでいては、練習量が減ってしまう。せっかく計画したメニューもこなせない。もっとも大事なことは、コンスタントなトレーニングの継続である。
5. どんなコンディションでも、そのコンディションに合わせ、平常心で走る。工夫して走る事こそ、意義がある。

なんて、強気な主張だろう!気に入ってしまった。

 僕も過去に3回、悪天候の大会を経験している。
 1つ目は、昨シーズン2010年3月21日の第13回東京・荒川市民マラソン in ITABASHI だ。ものすごい風と雨のために大会が中止になってしまった。
 2つ目は、初めての雨の日の大会で、2008年12月14日の第16回小川和紙マラソンだ。しとしとと冷たい雨が降り続く中、大会が実施された。12月でものすごく気温が低かったのを覚えている。雨の日の大会はこれが初めてだったので、冗談じゃないと思っていたが、みんな(出場者)は、やる気満々でショックを受けた。そして走り、完走した。もう二度と走りたくないと思った。
 3つ目は、2010年2月28日の東京マラソン2010だ。この日も朝から雨であった。スタート以前に1時間以上ずっと雨の中にいて、べしょべしょ状態だった。スタートしても雨は降り続いた。初めての雨の中のフルマラソンは、とても不安で、リタイヤ覚悟で走った。誰も帰らない、誰も辞めない。ものすごいショックを受けた。
 このように、雨の中でも大会は実施されるのだ。もちろん、雨の中を走った僕が、日頃の成果を出し切れたということはない。

 これから、雨の中を走る準備をしたいと思う。雨専用シューズは、候補がある。キャップは、かすみがうらマラソンでもらったものがある。合羽を買いに100円ショップへ行こうと思う。

 Project G16は今まで以上にパワーが要求される。いままでもいろいろな決意をして取り組んできているが、雨の中を走る事は、僕にとって、試練となる。
 十分に検討して、十分な準備をしないといけない。そうしないと、カラダがまた、ストライキをしそうだ。雨の中を走って、すぐに風邪や予期できないような症状が出て、病院通いをさせられそうだ。

 さらに、注意しなければならないことがある。今回、参考にしているCourirは、6月号と8月号だ。梅雨の時期や夏の夕立を想定しての記事だ。さすがに、秋や冬にこのような記事を掲載することはできないだろう。
 気温が低い中の冷たい雨がターゲットだ。故障のリスクが高い。十分に検討して、十分に準備することはとても大事なことなのだ。


***** このコンテンツは、9月15日(水)のTraining Diary をもとに、9月17日(金)にまとめ、更新した。 *****