■ 雨の中のランニングを考える ― 2010/09/15 23:59
Diary 2010年 9月15日 水曜日 [まずまず/晴れ]
Project G16-06
9月いっぱいでフィットネス・クラブを退会することにした。もうその手続きも終わっている。10月からは、ランニングを中心にトレーニングを構成し、今シーズンの春には、サブ4という記録を出そうというプロジェクトをスタートさせた。
フィットネス・クラブは辞めなくてもいいんじゃないか?と何度も考えたが、その結論については、9月11日に報告済みだ。また、お金に関して新しいプロジェクトを立ち上げるつもり(今、検討中)でもある。
今回のプロジェクトを進める中で、フィットネス・クラブを辞めてしまうことによる問題が、いくつかある。
その一つが、雨の日のトレーニングだ。さらに、雨が降ってもランニングをするのか?という課題がある。この課題の結論は、“雨が降っても走る!”とした。
トレーニングは、天候に左右される。それをカバーしてくれるのが、フィットネス・クラブであった。原理は簡単だ。フィットネス・クラブは屋内だ。フィットネス・クラブでは、トレッド・ミルという装置まであって、走る事もできる。
Project G12が成功したのは、ランニングを辞め、スイミングとウエイト・トレーニングを中心にメニューを構成したからだ。真夏の暑い中、クーラーの冷房のある中でトレーニングをしたわけだから、継続できたのだと思っている。
ところで、一般のランナーは、雨の中を走る事をどう考えているのだろうか?早速、師匠であるcourirの記事を探したところ、以下の2本の記事があった。
a1. courir編集部 構成:<ランナーのための梅雨対策>雨の日は走る!走らない? 雨が降ったらどうする : courir(ベースボール・マガジン社) 2005年 6月号 p.40-45
a2. courir編集部 構成:雨の日みんなどうしてる? 走るか。走らないか、濡れるか、濡れないか、それが問題だ : courir(ベースボール・マガジン社) 2007年 8月号 p.64-65
a1.の記事では、上段に、走る派の主張、下段に、走らない派の主張という具合で、それぞれの考えがうまくまとめてある。両者の主張を読んで思うことは、両者とももっともなことを主張してあり、うなずけるものであった。
a2.の記事は、雨の日、走る事が前提で、“雨の日のランニング プチアドバイス”として、11項目の工夫が記されている。
今後のトレーニングでは、雨の日でも走ることにしたのは、正に、a1の記事の走る派の主張に賛同でしたからだ。引用しよう。
走る派の主張
どうして走らないのか、その理由がわかりません。
雨の日でもレースがあるのだから、トレーニングを休む必要はない。
という見出しが、今後の僕の主張となる。
記事のポイントをまとめると、次のようになる。
1. オールシーズンのランニングは、豪雪や台風で大会が中止になることがあっても、雨で中止になることはない。
このことを前提に、
2. せっかく何ヶ月もかけて狙いを定めて来たレースが大雨だったとき、それによって自分の力を出し切れずに終わってしまうのは問題だ。ならば、トレーニングを中止する必要はない。
3. 大会のコンディションをトレーニングも必要である。雨の日は雨の日のためのトレーニングをするのだ。
4. 雨の日のたびに休んでいては、練習量が減ってしまう。せっかく計画したメニューもこなせない。もっとも大事なことは、コンスタントなトレーニングの継続である。
5. どんなコンディションでも、そのコンディションに合わせ、平常心で走る。工夫して走る事こそ、意義がある。
なんて、強気な主張だろう!気に入ってしまった。
僕も過去に3回、悪天候の大会を経験している。
1つ目は、昨シーズン2010年3月21日の第13回東京・荒川市民マラソン in ITABASHI だ。ものすごい風と雨のために大会が中止になってしまった。
2つ目は、初めての雨の日の大会で、2008年12月14日の第16回小川和紙マラソンだ。しとしとと冷たい雨が降り続く中、大会が実施された。12月でものすごく気温が低かったのを覚えている。雨の日の大会はこれが初めてだったので、冗談じゃないと思っていたが、みんな(出場者)は、やる気満々でショックを受けた。そして走り、完走した。もう二度と走りたくないと思った。
3つ目は、2010年2月28日の東京マラソン2010だ。この日も朝から雨であった。スタート以前に1時間以上ずっと雨の中にいて、べしょべしょ状態だった。スタートしても雨は降り続いた。初めての雨の中のフルマラソンは、とても不安で、リタイヤ覚悟で走った。誰も帰らない、誰も辞めない。ものすごいショックを受けた。
このように、雨の中でも大会は実施されるのだ。もちろん、雨の中を走った僕が、日頃の成果を出し切れたということはない。
これから、雨の中を走る準備をしたいと思う。雨専用シューズは、候補がある。キャップは、かすみがうらマラソンでもらったものがある。合羽を買いに100円ショップへ行こうと思う。
Project G16は今まで以上にパワーが要求される。いままでもいろいろな決意をして取り組んできているが、雨の中を走る事は、僕にとって、試練となる。
十分に検討して、十分な準備をしないといけない。そうしないと、カラダがまた、ストライキをしそうだ。雨の中を走って、すぐに風邪や予期できないような症状が出て、病院通いをさせられそうだ。
さらに、注意しなければならないことがある。今回、参考にしているCourirは、6月号と8月号だ。梅雨の時期や夏の夕立を想定しての記事だ。さすがに、秋や冬にこのような記事を掲載することはできないだろう。
気温が低い中の冷たい雨がターゲットだ。故障のリスクが高い。十分に検討して、十分に準備することはとても大事なことなのだ。
***** このコンテンツは、9月15日(水)のTraining Diary をもとに、9月17日(金)にまとめ、更新した。 *****
Project G16-06
9月いっぱいでフィットネス・クラブを退会することにした。もうその手続きも終わっている。10月からは、ランニングを中心にトレーニングを構成し、今シーズンの春には、サブ4という記録を出そうというプロジェクトをスタートさせた。
フィットネス・クラブは辞めなくてもいいんじゃないか?と何度も考えたが、その結論については、9月11日に報告済みだ。また、お金に関して新しいプロジェクトを立ち上げるつもり(今、検討中)でもある。
今回のプロジェクトを進める中で、フィットネス・クラブを辞めてしまうことによる問題が、いくつかある。
その一つが、雨の日のトレーニングだ。さらに、雨が降ってもランニングをするのか?という課題がある。この課題の結論は、“雨が降っても走る!”とした。
トレーニングは、天候に左右される。それをカバーしてくれるのが、フィットネス・クラブであった。原理は簡単だ。フィットネス・クラブは屋内だ。フィットネス・クラブでは、トレッド・ミルという装置まであって、走る事もできる。
Project G12が成功したのは、ランニングを辞め、スイミングとウエイト・トレーニングを中心にメニューを構成したからだ。真夏の暑い中、クーラーの冷房のある中でトレーニングをしたわけだから、継続できたのだと思っている。
ところで、一般のランナーは、雨の中を走る事をどう考えているのだろうか?早速、師匠であるcourirの記事を探したところ、以下の2本の記事があった。
a1. courir編集部 構成:<ランナーのための梅雨対策>雨の日は走る!走らない? 雨が降ったらどうする : courir(ベースボール・マガジン社) 2005年 6月号 p.40-45
a2. courir編集部 構成:雨の日みんなどうしてる? 走るか。走らないか、濡れるか、濡れないか、それが問題だ : courir(ベースボール・マガジン社) 2007年 8月号 p.64-65
a1.の記事では、上段に、走る派の主張、下段に、走らない派の主張という具合で、それぞれの考えがうまくまとめてある。両者の主張を読んで思うことは、両者とももっともなことを主張してあり、うなずけるものであった。
a2.の記事は、雨の日、走る事が前提で、“雨の日のランニング プチアドバイス”として、11項目の工夫が記されている。
今後のトレーニングでは、雨の日でも走ることにしたのは、正に、a1の記事の走る派の主張に賛同でしたからだ。引用しよう。
走る派の主張
どうして走らないのか、その理由がわかりません。
雨の日でもレースがあるのだから、トレーニングを休む必要はない。
という見出しが、今後の僕の主張となる。
記事のポイントをまとめると、次のようになる。
1. オールシーズンのランニングは、豪雪や台風で大会が中止になることがあっても、雨で中止になることはない。
このことを前提に、
2. せっかく何ヶ月もかけて狙いを定めて来たレースが大雨だったとき、それによって自分の力を出し切れずに終わってしまうのは問題だ。ならば、トレーニングを中止する必要はない。
3. 大会のコンディションをトレーニングも必要である。雨の日は雨の日のためのトレーニングをするのだ。
4. 雨の日のたびに休んでいては、練習量が減ってしまう。せっかく計画したメニューもこなせない。もっとも大事なことは、コンスタントなトレーニングの継続である。
5. どんなコンディションでも、そのコンディションに合わせ、平常心で走る。工夫して走る事こそ、意義がある。
なんて、強気な主張だろう!気に入ってしまった。
僕も過去に3回、悪天候の大会を経験している。
1つ目は、昨シーズン2010年3月21日の第13回東京・荒川市民マラソン in ITABASHI だ。ものすごい風と雨のために大会が中止になってしまった。
2つ目は、初めての雨の日の大会で、2008年12月14日の第16回小川和紙マラソンだ。しとしとと冷たい雨が降り続く中、大会が実施された。12月でものすごく気温が低かったのを覚えている。雨の日の大会はこれが初めてだったので、冗談じゃないと思っていたが、みんな(出場者)は、やる気満々でショックを受けた。そして走り、完走した。もう二度と走りたくないと思った。
3つ目は、2010年2月28日の東京マラソン2010だ。この日も朝から雨であった。スタート以前に1時間以上ずっと雨の中にいて、べしょべしょ状態だった。スタートしても雨は降り続いた。初めての雨の中のフルマラソンは、とても不安で、リタイヤ覚悟で走った。誰も帰らない、誰も辞めない。ものすごいショックを受けた。
このように、雨の中でも大会は実施されるのだ。もちろん、雨の中を走った僕が、日頃の成果を出し切れたということはない。
これから、雨の中を走る準備をしたいと思う。雨専用シューズは、候補がある。キャップは、かすみがうらマラソンでもらったものがある。合羽を買いに100円ショップへ行こうと思う。
Project G16は今まで以上にパワーが要求される。いままでもいろいろな決意をして取り組んできているが、雨の中を走る事は、僕にとって、試練となる。
十分に検討して、十分な準備をしないといけない。そうしないと、カラダがまた、ストライキをしそうだ。雨の中を走って、すぐに風邪や予期できないような症状が出て、病院通いをさせられそうだ。
さらに、注意しなければならないことがある。今回、参考にしているCourirは、6月号と8月号だ。梅雨の時期や夏の夕立を想定しての記事だ。さすがに、秋や冬にこのような記事を掲載することはできないだろう。
気温が低い中の冷たい雨がターゲットだ。故障のリスクが高い。十分に検討して、十分に準備することはとても大事なことなのだ。
***** このコンテンツは、9月15日(水)のTraining Diary をもとに、9月17日(金)にまとめ、更新した。 *****
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